SCAA水質基準(SCA Newsの2013年の解説)

項目目標許容範囲
臭い・色無臭・無色透明
総塩素0 mg/L
TDS150 mg/L75〜250 mg/L
カルシウム硬度51〜68 mg/L17〜85 mg/L
総アルカリ度40 mg/L前後
pH7.06.5〜7.5
ナトリウム10 mg/L30 mg/L未満

一方、SCA Standard 310-2021の試験用水の条件は、カルシウム硬度がCaCO3換算50〜175ppm、アルカリ度が40〜70ppm、pH6〜8となっており、2013年の解説とは範囲が一致しません。数値を使うときは出典の年を添えましょう。

カッピング用の水

SCAのカッピングプロトコルでは、水のTDSは125〜175ppmが理想で、100ppm未満や250ppm超は不可としています。蒸留水や軟水化した水は使わないとされています。

浄水フィルターの選び方

業務用浄水フィルターには、スケール(カルシウムなどの付着)を防ぐ機能や、活性炭で味やにおいに影響する物質を取り除く機能を持つものがあります。例えばBRITAのPURITY C1100 XtraSafeは、炭酸塩硬度と永久硬度を下げてスケールの付着を防ぎ、活性炭で味や香りに影響する物質を除去すると説明されています。交換時期は、地域の水質に合わせてメーカーのツールで算出する方式です。

地域の水道水の水質は自治体の水道局が公開しています。フィルター選定の前に確認しておきましょう。